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夏を快適に過ごす為に初夏のうちにできること

だんだんと気温が上がり、本格的な夏が近づいてくると、なんとなく体が重かったり、疲れやすくなったりしていませんか?

そんな時に役立つのが、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の知恵です。

難しそうに感じるかもしれませんが、実は毎日の暮らしに取り入れやすい方法もたくさんあります。

特に夏は「ピッタ」と呼ばれる“熱”のエネルギーが高まりやすく、イライラや消化不良、肌トラブルにつながることも。

アーユルヴェーダ初心者でも今日から実践できる、夏前のセルフケアを5つご紹介します。特別な道具や知識は必要なし。自然に寄り添うライフスタイルで、心地よく夏を迎えてみませんか?

夏の前に知っておきたい!アーユルヴェーダの基本原則

夏の前に知っておきたい!アーユルヴェーダの基本原則
アーユルヴェーダは、インド発祥の伝統医学で、「生命の科学」とも呼ばれています。その中心にあるのが、ドーシャという体質やエネルギーのバランスです。ドーシャは「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」の3つに分類され、誰もがこの3つの要素を持っていますが、人それぞれ比率が異なります。

このドーシャは季節の変化とも深く関係しています。たとえば、夏は気温が高く、陽射しも強いため、「火」のエネルギーであるピッタが自然と高まりやすい季節です。ピッタが過剰になると、イライラしやすい、胃腸の不調、肌荒れ、寝苦しさといった夏特有の不快症状が出やすくなります。

だからこそ、初夏のうちにピッタのバランスを整えることが大切なのです。これにより、真夏を健やかに、そして心地よく過ごす準備が整います。アーユルヴェーダは、季節と心身の調和を重視する知恵。まずは自分のドーシャと季節の関係を知ることから、セルフケアを始めてみましょう。

初夏に実践したい!ピッタを鎮める生活習慣

初夏に実践したい!ピッタを鎮める生活習慣
ピッタが増えやすい夏は、体と心の「火」が高まりすぎてしまいがちです。

そんな季節には、ピッタを鎮める生活習慣を取り入れて、穏やかな毎日を目指しましょう。

一日のおすすめな習慣をご紹介します。

朝に「常温の白湯+コリアンダーシード」で体をすっきりリセット

初夏に実践したい!ピッタを鎮める生活習慣
朝起きたらまず一杯の白湯(さゆ)を飲む――これはアーユルヴェーダでも基本の習慣です。

一度沸かしたお湯を、人肌〜常温まで冷ましたものを「常温の白湯」と言います。


体をゆるやかに目覚めさせ、内臓を温めてくれるので、消化力が整います。

さらに一歩進めるなら、コリアンダーシードをティースプーン1杯、コップ1杯の水に一晩つけておき、翌朝その水を飲むだけ。ほんのりスパイシーでクセも少なく、体の中から熱を静める効果があります。


なかなかコリアンダーシードを手に入れることが難しい人は、

1. フェンネルシード(ウイキョウの種)
✅効果:消化促進・体内の熱をやわらげる・口臭予防

✅ 味・使い方:ほんのり甘くてクセが少なく、お湯に浸して「フェンネルティー」として飲める

✅ 入手場所:カルディ、成城石井、iHerb、Amazonなど

▶ 代替理由: フェンネルもアーユルヴェーダで「ピッタ鎮静」に使われるハーブで、コリアンダーと似た冷性の性質を持ちます。

2. 大葉(しそ)ティーやしそ水
✅ 効果:抗酸化作用、消化サポート、清涼感

✅ 使い方:生の大葉をちぎって水に漬けるだけでもOK。お湯で煮出して冷やすのもおすすめ。

✅ 入手場所:スーパーの青果コーナー(年間を通して安価で購入可)

▶ 代替理由: 日本のハーブで、清涼感があり、夏にぴったりの「和製ピッタケア」。

3. はとむぎ茶・麦茶(ノンカフェイン)
✅ 効果:体の熱を冷ます・むくみ対策・利尿作用

✅ 味・使い方:日常的に飲める冷性のお茶。白湯に飽きたときの水分補給におすすめ

✅ 入手場所:スーパー、ドラッグストア、コンビニなど

▶ 代替理由: どちらもアーユルヴェーダでは直接登場しないものの、体を冷やす「冷性」で、ピッタの高まる夏にはぴったりです。
初心者の方にも取り入れやすいです。暑くなる前に、内側からクールダウンできる体質づくりを始めましょう。




朝の簡単なオイルマッサージ

初夏に実践したい!ピッタを鎮める生活習慣
手のひらでなじませる「朝のオイルケア」で肌も心も整う

アーユルヴェーダでは、植物オイルを使って体をマッサージする「アビヤンガ」が大切なセルフケアです。
でも毎日全身に塗るのはハードルが高いという方は、まずは手のひらや足裏だけでもOK。

おすすめはココナッツオイルや太白ごま油。どちらもスーパーで簡単に手に入ります。

手のひらにオイルをとって、やさしくすり込むだけで、肌の乾燥を防ぎつつ、心がふわっと落ち着きます。

朝の数分、自分をいたわる時間があるだけで、一日の質が変わってくるはずです。

朝のうちの軽い運動

初夏に実践したい!ピッタを鎮める生活習慣
夏の朝は、比較的気温が低く、空気も澄んでいてリラックスしやすい時間帯です。

ピッタは「火」のエネルギーを持つドーシャであり、日中の暑さによって過剰になりがちです。

そのため、涼しい朝のうちに軽く体を動かすことは、体内の熱を鎮め、心身のバランスを整えるのに効果的です。

特に日の出前後の散歩は、心を静める効果があり、ピッタの感情的な側面(イライラや怒りっぽさ)にも良い影響を与えます。

無理のないペースで歩きながら、呼吸に意識を向けることで、心と体が自然と整います。

日差しが強くなる前に活動を終えることで、日中の体力も温存できます。

冷たい飲み物で体を急激に冷やすのではなく、こうした穏やかな生活リズムでピッタを和らげるのが、アーユルヴェーダの考え方です。

初夏から始めたい冷たくなくても「涼しい」食事を心がける

 初夏から始めたい冷たくなくても「涼しい」食事を心がける
暑い日にはつい冷たいアイスやドリンクに手が伸びがちですが、実はそれがピッタを刺激して逆効果になることもあります。

アーユルヴェーダでは、体を「内側から」穏やかに冷やす食事がピッタ鎮静に効果的とされています。

「苦味・甘味・渋味」を含んだ食材をバランスよく取り入れることを推奨しています。

たとえば、きゅうり、レタス、コリアンダー、ミント、ココナッツ、

水分を多く含む果物(メロン、スイカなど)

豆類や緑茶もおすすめ食材です。

これらは自然に体温を下げてくれる夏向けの優れた食材です。

これらを使ったサラダやスムージーなどは、火のエネルギーを和らげてくれます。

ただし、氷や冷蔵庫でキンキンに冷やした状態ではなく、「常温」または「少し冷たい程度」で摂るのがポイントです。

過度に冷たいものは消化力(アグニ)を弱め、かえって不調の原因になります。食材選びと温度管理の両方に意識を向けて、体にやさしい涼を取り入れましょう。



すべて身近な食材なので、特別なレシピは不要です。毎日の食卓に少しだけ「やさしい味わい」を意識することで、体の熱バランスが整い、疲れにくくなります。

夏も「香り」を取り入れましょう

夏も「香り」を取り入れましょう
夏のお出かけでぐったりしてしまう…。そんな時は、アロマの力を借りるのがおすすめです。

ミントやペパーミントの精油は、気分をすっきりリフレッシュさせてくれるほか、

アーユルヴェーダでもピッタを鎮める香りとして知られています。

ハンカチに1滴垂らしたり、ロールオンタイプのアロマをポーチに入れておくだけで、移動中のモヤモヤや頭の熱っぽさが和らぎます。

香りのケアは手軽で続けやすく、初心者にぴったりなアーユルヴェーダ習慣のひとつです。

また、日本の夏は湿度が高い日も多く、レモン、ユーカリ、を芳香浴として使ってもすっきりした気分になれるでしょう。


眠りを誘う香りとしてイランイランなどもおすすめです。

目的によって使い分けをしてリフレッシュしましょう!




③ 食事は「苦い」「甘い」「渋い」味を少し意識するだけでOK
暑くなると、ついアイスや辛いものを食べたくなりますが、アーユルヴェーダでは「熱」をためすぎないことが大切です。そこでおすすめなのが、「苦味・甘味・渋味」を含んだ食材をバランスよく取り入れること。たとえば、きゅうりやレタスなどのさっぱり野菜、バナナやスイカといった甘いフルーツ、豆類や緑茶もOK。すべて身近な食材なので、特別なレシピは不要です。毎日の食卓に少しだけ「やさしい味わい」を意識することで、体の熱バランスが整い、疲れにくくなります。

④ 夜は「トリファラティー」または白湯でおなかも気持ちもスッキリ
アーユルヴェーダで昔から重宝されている「トリファラ」は、3種の果実をブレンドした自然のハーブサプリ。胃腸を整えて、やさしくデトックスしてくれる効果があります。粉末やカプセルがネットでも購入でき、飲み方も簡単。就寝前にティースプーン1杯をお湯に溶かして飲むだけです。もしハーブに抵抗がある場合は、夜に温かい白湯を飲むだけでもOK。寝る前の水分補給は、夏の睡眠トラブルや便秘対策にもつながります。ゆっくり一杯、心を落ち着かせる時間を作ってみましょう。

⑤ 暑い日のお出かけに「ミントの香り」を持ち歩こう
夏のお出かけでぐったりしてしまう…。そんな時は、アロマの力を借りるのがおすすめです。ミントやペパーミントの精油は、気分をすっきりリフレッシュさせてくれるほか、アーユルヴェーダでもピッタを鎮める香りとして知られています。ハンカチに1滴垂らしたり、ロールオンタイプのアロマをポーチに入れておくだけで、移動中のモヤモヤや頭の熱っぽさが和らぎます。香りのケアは手軽で続けやすく、初心者にぴったりなアーユルヴェーダ習慣のひとつです。

ご希望があれば:

記事のまとめやCTA(行動喚起)文

画像選びのアドバイス(例:フリー素材サイトの紹介)

SNS向けの紹介文(Instagram、Xなど)

なども対応可能です。必要な内容があればお知らせください!

ピッタを下げる夜の過ごし方

ピッタを下げる夜の過ごし方
日が長くなり、気温も湿度も上がってくる初夏。

この時期は、「ピッタ(火と水のエネルギー)」が徐々に増え始める季節です。

寝つきが悪い、イライラする、夢をたくさん見る…という人は、ピッタが過剰になっているサインかもしれません。そんなときは、夜の過ごし方を少し工夫してみましょう。

ほんの少し意識を変えるだけで、ピッタの高まりを穏やかに整えることができます。

初夏のうちからケアを始めることで、真夏の寝苦しさも軽減できるでしょう。

就寝2時間前までに夕食を済ませる

まずおすすめは「就寝2時間前までに夕食を済ませる」ことです。

ピッタは消化をつかさどるエネルギーでもあるため、夜遅くの食事は体内の熱を高め、睡眠を浅くしてしまいます。

夕食は軽めに、きゅうりや豆腐、ココナッツなどの“冷やす食材”を取り入れるのがポイントです。

就寝前にぬるめのシャワーか足湯

また、「就寝前にぬるめのシャワーか足湯」を取り入れるのも効果的です。

体の熱を下げ、気持ちもリラックスできます。

シャワーの後に、ココナッツオイルやラベンダーオイルをこめかみに塗ると、さらに鎮静効果がアップします。

急激に冷やすのではなく、自然に汗が引くのを待ってから就寝しましょう。

寝る前はデジタルを控えましょう

スマホやテレビなどの強い光は脳を興奮させ、寝つきを阻害しやすくなります。

最近眠れないなと思う時は、早めにデジタルを閉じ、キャンドルや間接照明で過ごすのもおすすめです。

ピッタのエネルギーは「鋭く・熱く・刺激的」なものに反応しやすいため、やわらかい光と静かな音楽で脳をクールダウンさせましょう。

まとめ

今回は、暑い夏を乗り切るための、初夏から始める生活習慣を、朝昼夜のおすすめなことをピックアップしてみました。

火の要素が強いと知っていても、なかなか仕事中は強いエアコンにさらされてしまったり、
外回りをして、暑さと寒さを繰り返してしまったりでこの通りではありませんが、
生活習慣の参考になれば幸いです。

全身のマッサージはなかなかご自分ではできないので、ぜひプロの手を借りてみてはいかがでしょうか。
お辛い箇所などお伺いしながらオーダーメイドの施術をご提案いたします!



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